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土曜日の稽古、いつもの様に道場へ。
みんなと談笑なんかしてたら、いきなり、今日審査やります!と。 しかも、審査対象者に私も入ってました。 対象者として呼ばれた人は、え~~~!って感じで。 と、言うのも、たいていは、審査の2~3週間前に告知されるので、 心の準備と、審査項目の練習とか、けっこうやれるのです。 でも、今回は、初めての抜き打ち審査。 先生達には、色々考えがあった様ですが、受ける人は焦ります。 今回、私は2級。 川崎の会で育った白帯の中では、先頭にいます。 一緒に2級を受けたのは、私のライバル、Mさんでした。 Mさんは、川崎の会の一期生で、私は二期生。 他にも一期、二期ともに居たんだけど、いつのまにか残ったのは2人。 三期生~はけっこう人数いるんだけどね。 とは言っても、Mさんと私の経験年数の差は、半年くらいだったはず。 なので、私は、いつかMさんに追いついて、一緒に黒帯とって、 一緒に袴を履き始めたい!と、Mさん本人にもライバル宣言してますw 一緒に履きましょう!と言ってくれる、優しいMさんにも感謝。 なので、まさか、2級の段階で一緒に審査を受けれるなんて!と 嬉しかった、それは、別にたまたまのタイミングなのだけどね。 常に一緒に進級できる人がいるのは、励みになるからね。 で、審査。 正直、今まで5~3級の審査は、緊張しまくりで、手足が震える程でした。 しかも、1度も自分自身が納得いく審査ができた事はないです。 でも、今回は、まぁ、大丈夫だろうと、珍しく強気。 3級の審査の人も居たので、前半の受けを取ったりと、体を温める。 そうこうしてるうちに、自分の審査へ。 うちの会はちょっと珍しいタイプなんです。 受け重視の会なので、かけよりも受け中心で見ますよって言われる。 なので、Mさんとかけと受けを交代でやりながら、30分くらいかけて審査。 強気な気持ちもあったし、全く緊張しないという快挙で、スムーズに進む。 日頃注意されてきたこと、今までの審査後に注意されたことが頭の中に、 ぶわ~~と浮かぶ、自分でもこの冷静さに、スゲーって思った。 もうね、本当、頭のてっぺんから、足の先まで、ピシ!っと。 これは、合氣道的に言うなら、「氣が出てる状態」ってヤツです。 自分でも、よい緊張感が漂ってるな~とわかる状況でした。 何気に、今だから言えるのだけど、アピールしようと思ってました。 受けを中心でとは言われるものの、かけだって大事だからね。 これも、日頃言われてること、1つ1つ頭に浮かんできて、Mさんが先に かけをやったのもあって、その間に、こうしよう、ああしよう、と。 2級からは、自由技も入ってくるので、ここで自分でも何を思ったのか、 わざわざ苦手な技、回転投げとか入れてみた。 きれいに決まったと思う、たぶん。 受けはもちろん、常日頃、気をつけてるように、柔らかく受けて、 審査の時は、相手のかけがキレイに見える様に、わざとらしくならない様に 良い意味でオーバーに受けるようにしています。 この兼ね合いが難しいんだけどね、その辺り、旦那は超上手。 終わってから、会長から出たのは、 稽古量の差が、はっきりと出ている審査でしたね、だった。 その時は、そうだよね、2級と3級の人じゃ年数的にも稽古量に差がある もんねーなんて、そんな風に思ったのだけど。 そんな感じで、自分としては、けっこう満足だった。 審査の時は、普段の稽古の70%も力が出せない、なんて言われるけど、 今回は、90~95%は出せた、と思った。 でも、旦那にはダメ出しされるんだろうな~と思いながら、稽古後。 どうだった?と聞いたら、すごかった、本当に良かった、と。 そうは言っても、あちこちミスったのは自分でも自覚してました。 半身半立とか、ニ教のしめで戸惑ったり、と上げればキリがないです。 でも、それをカバーできるくらいの、氣が出た状態で審査らしい良い 緊張感を持った状態でできてたってさ。 それに、旦那から日頃注意され、反抗してた事や、いくら注意されても 直ってなかった事が、審査でできていた、と旦那もビックリしてました。 それプラス、会長が旦那に、奥さんの受け、上手だった、と言っていた らしいのです、いやぁ、泣きそうなくらい嬉しかった。 受け重視と言われつつ、会長に受けを褒められた事、ないんです。 かけは、ちょくちょく褒めてもらって、それでも本当、光栄なんだけど 自分としては、受けをどーーーしても褒めてもらいたい、という気持ちが ずーっとあって、今回初めて、名指しで褒めてもらえて、感動… それと、旦那曰く、会長が審査が終わって言った、稽古量の差が~は、 私に対しての言葉だと思う、と。 そう、私は、川崎の会の白帯の中では、1番稽古量が多い。 川崎は週1回しか稽古ないので、東京の会にも登録してて、多いときには 週3回の稽古をやってます、なので、単純にみんなの3倍量。 まぁ、仕事でいけなかったり、サボったりとあるので、せいぜい2倍より ちょっと多いくらいだとは思うけどね。 はぁ…そうだったのか、何か報われたなーと思った。 私は何事においても、人の3倍やって人並みってのが常に心にある。 それは、中学くらいからかなぁ、ちょっとある事があってから、 そう思うようになったのが、抜けない。 とは言いつつ、人並みというのは、自分の中での判断だったりします。 そんな気持ちもあって、合氣道の稽古もなるべく増やしている。 でも、なかなかね、自分で自覚できる差が生まれない。 3倍やって人並み、とか言いつつ、やっぱりそこは差が欲しい。 Mさんに関しては、稽古量少ないのに上手で、稽古量多いのに この有様な私は何なんだろー…と落ち込む事もあったりね。 しかも、今年の春~夏は自転車に集中したいのと、モチベーションの低下で 合氣道がイヤでイヤで仕方なかった時期もあった。 稽古行くのもだるくて、休みがちにもなったけど、何とか最低でも 週2回のペースをできるだけ守って、イヤイヤでも稽古した。 行く事に意味があると、何とか自分を騙しながらねぇ。 そこまでしてやる意味あるのかって思うけど、武道は修行だから。 そうこうしてたら秋、モチベーション復活とともに、合氣道って 楽しい!って時期へ突入、そこで審査。 本当にいい状態で審査に挑めたのだと思った。 会長はもうすぐ77歳だそう。 近年は腰を悪くして手術したり、足も悪いそう。 それでも、合氣道の指導はできるし、技はスゴイ、怖いくらい。 でも、いつか、本当に指導ができなくなってしまう日がくるかもしれない。 私は、どーーーーしても、この会長から黒帯(初段)が欲しい。 できれば3年後の今頃、Mさんと一緒に黒帯を手にしていたら、と思う。 それが実現できるように、日々稽古に励みます。 Top▲ |
by rabu_kun
| 2009-12-07 11:51
| 合氣道・柔術
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Comments(6)
昇級おめでとうございます。
気のパワーって凄いですね。 普段できなかったことも、気のパワーで集中できていると体が自然と動くんだなぁって、この記事読んでて思いました。 今までできてなかった事が一度できるようになると、カラダはできた時の動作をきちんと記憶してくれるって聞いたことがありますよ。 黒帯目指して頑張ってくださいね☆
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rabu_kun at 2009-12-07 13:49
> ユメさん
ありがとうございます(^^) 本当に自分でもビックリするくらい、ス~っと体が動きました。 日々の稽古の積み重ねの大切さを、痛感しました。 氣って、最初は、ウソくせぇ!とか思ってたんですよ。 でも、誰でも持ってる力で、意識していたり、稽古していれば、 出す事ができるって今は思っています。 カラダが覚えててくれるといいなぁ。 いつも同じ事を注意されてばかりで、困ってますので(^^; 合氣道の当面の目標は、黒帯です、頑張ります!
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やっちゃん
at 2009-12-07 15:28
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rabu_kun at 2009-12-07 16:14
> やっちゃん
ありがとうございます! そうなんですね、武道なんだから自前に練習とかなしで、 いきなり審査できないと、ですね(^^) 今回はこの方法のおかげで、うまくいったんじゃないかっ て思いました。 今までは、異常に緊張してましたから、緊張する間もない くらいがちょうどいいのかもしれません。 赤帯って?って思って検索したら、柔道にはあるんですね。 合氣道はないと思います~、たぶん。 子供の級はカラーな帯なんですけどね。
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カナナ
at 2009-12-07 19:40
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rabu_kunさん、こんばんは☆
昇級おめでとうございます! 読んでいて、気持ちがすごく伝わってきました☆ 旦那さんや会長さんのお言葉がうれしいですね。 rabu_kunさんが日ごろから人の何倍も努力しているから うれしさも人の何倍にも感じられるんだろうな~って思いました。 大人になっても合気道や自転車に本当に真摯に取り組んでいる 姿、素敵です!
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rabu_kun at 2009-12-07 23:57
> カナナさん
ありがとうございます♪ 本当に、今回の審査は、感慨深いものが残る審査でした。 自分で、「頑張った」とか、「努力した」と言うのは、 ちょっと氣が引けるのですが、今回だけは、実った!と 思えて、素直にとても嬉しかったです。 それでも、稽古量は上を見ればキりがないですけどね。 合氣道は、稽古重ねてもなかなか上達を感じる事ができず、 目標を見失って、やる気まで失せてしまう事の繰り返しで 4年目まできました。 そういう自分を責める気持ちになったり、余計に稽古に 行きたくないと思ったりしましたが、それでもまた、 やっぱり好きだな、と思えるので、そういうスタンスで あと数十年と続けていきたいと思います。 合氣道始めたばかりの頃、もっと若い頃からやっていたら… と何度も思いましたが、今だからこそ、頑張れるのかも しれません、自転車もそうかなって思います(^^)
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